ノースアジア大学明桜高等学校(ノースアジアだいがくめいおうこうとうがっこう)は、秋田県秋田市下北手桜字守沢にある私立高等学校。設置主体は学校法人ノースアジア大学。

概要

1953年(昭和28年)に秋田短期大学付属高等学校として創立。秋田経済大学附属高等学校、秋田経済法科大学附属高等学校、明桜高等学校などの学校名変更を経て、2020年(令和2年)に現校名となる。

「努力が人を作る」、「情熱と闘志で最善を尽くす」を校是とし、社会生活を送れる人間の育成を目指している。野球部、サッカー部、吹奏楽部をはじめとした部活動の強豪校として知られる。

進学実績は、国公立大への進学者が10人前後、早慶上理ICU、GMARCH、成成明学獨國武、日東駒専などの有名私立大学への進学者は15人前後で推移している。主な進学先としては、ノースアジア大学、秋田栄養短期大学、秋田看護福祉大学への学園内進学や東北学院である。  

設置科

  • 普通科
    • 文理コース
    • 総合研究コース
    • 特別進学コースα
    • 特別進学コースβ
    • デジタルコース

沿革

  • 1953年4月 - 「秋田短期大学附属高等学校」として開校
  • 1957年4月 - 「商業科」増設
  • 1964年
    • 4月 - 「秋田経済大学附属高等学校」に改称
    • 12月 - ユネスコ国際理解教育共同学校指定校となる
  • 1969年4月 - 「自動車工学科」増設
  • 1976年3月 - カナダと文化交流行事を開始
  • 1979年5月 - 特別研修棟完成(茨島旧校舎)
  • 1980年7月 - 学園総合移転計画を発表
  • 1981年
    • 5月 - 「中国研修の船」開始
    • 8月 - 学園移転造成工事起工式
  • 1983年4月 - 「秋田経済法科大学附属高等学校」に改称
  • 1986年2月 - 校舎を現在地に移転
  • 2007年3月 - 「商業科」閉科
  • 2007年4月 - 「明桜高等学校」に改称
  • 2009年3月 - 「自動車工学科」閉科
  • 2016年4月 - 「体育コース」開科
  • 2019年4月 - 「体育コース」閉科
  • 2020年4月 - 「ノースアジア大学明桜高等学校」に改称
  • 2023年4月 - 「デジタルコース」設置

歴代校長

部活動

硬式野球部

秋田県内の私立高校(全5校)としては唯一の甲子園出場経験校。甲子園での最高成績は1989年夏(第71回)のベスト4。

  • 全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)11回出場
    1981年夏(第63回)初出場
    1982年夏(第64回)2回目
    1987年夏(第69回)3回目
    1989年夏(第71回)4回目(ベスト4)
    1990年夏(第72回)5回目
    1993年夏(第75回)6回目
    1996年夏(第78回)7回目
    2009年夏(第91回)8回目
    2017年夏(第99回)9回目
    2021年夏(第103回)10回目
    2023年夏(第105回)11回目
  • 選抜高等学校野球大会(春の甲子園)5回出場
    1981年春(第53回)初出場
    1990年春(第62回)2回目
    1993年春(第65回)3回目
    2000年春(第72回)4回目
    2002年春(第74回)5回目

男子サッカー部

秋田県内の私立高校(全5校)としては唯一の高校サッカー選手権大会出場経験校。

  • 全国高等学校サッカー選手権大会(高校サッカー選手権大会)5回出場
    第63回高校サッカー選手権大会初出場
    第66回高校サッカー選手権大会2回目
    第72回高校サッカー選手権大会3回目
    第99回高校サッカー選手権大会4回目
    第101回高校サッカー選手権大会5回目

その他の運動部では、インターハイ、ウィンターカップでベスト4がそれぞれ1度の女子バスケットボール部やIHでベスト4進出経験のあるバドミントン部や男子ソフトボール部、オリンピック選手を輩出したレスリング部、IHベスト8や県内唯一の三冠を達成した剣道部、陸上部、女子サッカー部、テニス部、少林寺拳法部や女子ソフトボール部なども全国大会に出場している。また文化部では吹奏楽部、放送部が全国大会に出場している。

2023年度は、北海道IHにサッカー部、テニス部、少林寺拳法同好会、剣道部(ベスト8)、レスリング部、男子ソフトボールが出場した。鹿児島国体には、剣道部、陸上部、レスリング部が出場した。また、吹奏楽部が全日本吹奏楽コンクールで銀賞を獲得し、放送部がNHK杯全国高校放送コンテスト、全国高等学校総合文化祭に出場した。

著名な出身者

前身の秋田短期大学附属高等学校時代からのものを含む。

  • 秋山隆之 - 元サッカー選手(立正大学 - 名古屋グランパスエイト)
  • 有明葵衣 - バスケットボール選手(筑波大学 - 富士通)
  • 石川光男 - 潟上市長(旧・天王町長)
  • 一ノ関史郎 - 重量挙げ選手、書道家(法政大学 - 秋田県職員 1964年東京、1968年メキシコ五輪代表)
  • 今美春 - バスケットボール選手(日本体育大学 - 富士通 - 秋田県体育協会)
  • 小野仁 - 元プロ野球選手(日本石油 - 読売ジャイアンツ)
  • 風間球打 - プロ野球選手(福岡ソフトバンクホークス)
  • 加藤光教 - 元プロ野球選手(法政大学 - 中日ドラゴンズ)
  • 鎌田祐哉 - 元プロ野球選手(早稲田大学 - 東京ヤクルトスワローズ - 東北楽天ゴールデンイーグルス - 台湾・統一)
  • 川口雄介 - 総合格闘家(順天堂大学 - 池袋 BLUE DOG GYM)
  • 木村優太 - 元プロ野球選手(東京ガス - 千葉ロッテマリーンズ)
  • 小山桂司 - 元プロ野球選手(秋田経済法科大学中退 - シダックス - 北海道日本ハムファイターズ - 中日ドラゴンズ - 東北楽天ゴールデンイーグルス)
  • 佐藤豪則 - 総合格闘家 第6代ウェルター級キング・オブ・パンクラス王座
  • 佐藤洋一郎 - プロ格闘技選手 第3代修斗環太平洋ミドル級チャンピオン(カタナジム所属)
  • 塩屋透 - 元バスケットボール選手(秋田経済法科大学 - いすゞ自動車)
  • 進藤金日子 - 参議院議員、総務大臣政務官
  • 砂田毅樹 - 元プロ野球選手(横浜DeNAベイスターズ-中日ドラゴンズ)
  • 攝津正 - 元プロ野球選手(JR東日本東北 - 福岡ソフトバンクホークス)
  • 曽谷龍平 - プロ野球選手(白鷗大学-オリックス・バファローズ)
  • 田口成浩 - バスケットボール選手(富士大学 - 秋田ノーザンハピネッツ - 千葉ジェッツふなばし)
  • 照井貴大 - ラグビー選手、リコーブラックラムズ所属。
  • 中川申也 - 元プロ野球選手(阪神タイガース)
  • 野中天翔 - プロ野球選手(中日ドラゴンズ)
  • 松本豊 - 元プロ野球選手(住友金属 - 横浜大洋ホエールズ)
  • 水沢英樹 - 元プロ野球選手(広島東洋カープ)
  • 山口航輝 - プロ野球選手(千葉ロッテマリーンズ)
  • 渡辺浩稔 - 柔道家
  • 布施勇弥 - 俳優

交通

  • JR東日本(奥羽本線・羽越本線)秋田駅より徒歩40分
  • 秋田中央交通 桜台線 430系統(秋田駅東口 - 城東消防署前 - 桜台中央公園前)で、宗入寺霊園前下車、徒歩10分程度
  • あさひ自動車 秋田市マイタウン・バス下北手線 (大学病院前 - 宝川上丁)で「谷崎入口」下車、正門まで徒歩8分程度
  • 学校法人ノースアジア大学が運行する中古のシャトルバスでいくことも可能。

脚注

関連項目

  • 秋田県高等学校一覧
  • 北秋田市立合川高等学校(公立校に移管前は兄弟校であった)

外部リンク

  • 公式ウェブサイト

5月24日(水) ノースアジア大学 明桜高校

7月10日(月) ノースアジア大学 明桜高校

12月11日(月) ノースアジア大学 明桜高校

ノースアジア大学明桜高等学校 新入生を迎えました(令和2年度入学式 ) YouTube

6月4日(金) ノースアジア大学 明桜高校