スコット・A・バーロウ(Scott A. Barlow, 1992年12月18日 - )は、アメリカ合衆国コネチカット州ニューロンドン郡ニューロンドン出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのシンシナティ・レッズ所属。
メディアによっては「バーロー」と表記されることもある。
経歴
プロ入りとドジャース傘下時代
2011年のMLBドラフト6巡目(全体194位)でロサンゼルス・ドジャースから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ドジャースでプロデビューし、2試合に登板した。
2012年はトミー・ジョン手術を受けたため、全休した。
2013年はパイオニアリーグのルーキー級オグデン・ラプターズでプレーし、15試合に先発登板して4勝3敗、防御率6.20、51奪三振を記録した。
2014年はA級グレートレイクス・ルーンズでプレーし、23試合(先発21試合)に登板して6勝7敗1セーブ、防御率4.50、104奪三振を記録した。
2015年はルーキー級アリゾナリーグ・ドジャース、A級グレートレイクス、A 級ランチョクカモンガ・クエークス、AAA級オクラホマシティ・ドジャースでプレーし、4球団合計で19試合(先発18試合)に登板して8勝6敗、防御率3.35、79奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、グレンデール・デザートドッグスに所属した。
2016年はAA級タルサ・ドリラーズでプレーし、24試合(先発23試合)に登板して4勝7敗、防御率4.50、102奪三振を記録した。
2017年はAA級タルサとAAA級オクラホマシティでプレーし、2球団合計で26試合に先発登板して7勝6敗、防御率3.29、160奪三振を記録した。オフの11月6日にFAとなった。
ロイヤルズ時代
2017年12月7日、メジャー契約でカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した。
2018年の開幕は傘下のAAA級オマハ・ストームチェイサーズで迎えた。4月はメジャーに3度昇格したが、デビューは3度目の昇格となった後の4月30日のボストン・レッドソックス戦だった。この年メジャーでは6試合に登板して1勝1敗、防御率3.60、15奪三振を記録した。オフの10月29日に2018日米野球のMLB選抜に選出された。
2019年のロイヤルズの開幕ロースターに入った。4月17日のシカゴ・ホワイトソックス戦で延長10回に登板しメジャー初セーブを挙げた。
パドレス時代
2023年8月1日にヘスス・リオス、ヘンリー・ウィリアムスとのトレードでサンディエゴ・パドレスへ移籍した。パドレスでは25試合に登板し、防御率3.07という成績であった。
ガーディアンズ時代
2023年11月17日にエニエル・デロスサントスとのトレードでクリーブランド・ガーディアンズへ移籍した。
2024年は63試合に登板して3勝3敗2セーブ19ホールド、防御率4.25、68奪三振を記録したが、8日にアンソニー・ゴースを昇格させることに伴いDFAとなり、3日後にゴースがAAAに降格したことに伴って自由契約となった。
レッズ時代
2025年2月13日にシンシナティ・レッズと、1年総額250万ドルで契約を結んだ。今季の年俸は150万ドル。
選手としての特徴
2018年まではフォーシームが投球の約半分を占めていたが年々減少傾向にあり、クローザーとして定着して以降はスライダー、カーブが投球の約7割を占める。。
詳細情報
年度別投手成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2024年度シーズン終了時
背番号
- 58(2018年 - )
代表歴
- 2018日米野球
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 B
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Scott Barlow stats MiLB.com (英語)
- Scott Barlow (@scottyb4242) - Instagram




