祇園駅(ぎおんえき)は、かつて広島県安佐郡祇園町(現在の広島市安佐南区祇園)にあった、鉄道省可部線の駅。1943年(昭和18年)10月1日に営業休止となった。
歴史
現在の可部線の原点となる大日本軌道広島支社線の開業時に、その終点として安神社の裏手に設置された。
- 1909年(明治42年)12月19日 - 大日本軌道広島支社線横川停留場 - 祇園祇園停留場間開業とともに、同線の終着駅として設置。軌間762mm非電化。
- 1910年(明治43年)11月19日 - 祇園停留場 - 古市橋駅間が延伸開業、途中駅となる。
- 1919年(大正8年)3月11日 - 可部軌道へ譲渡、同社の停留場となる。
- 1926年(大正15年)5月1日 - 広島電気に合併、同社の停留場となる。
- 1928年(昭和3年)11月9日 - 当駅を含む横川停留場 - 古市橋駅間が1067mmに改軌、あわせて直流600V電化。
- 1931年(昭和6年)7月1日 - 広浜鉄道へ譲渡、同社の停留場となる。
- 1936年(昭和11年)9月1日 - 国有化により可部線の駅となる。
- 1943年(昭和18年)10月1日 - 他のいくつかの駅とともに休止。
脚注




