ゴールデンレーサー賞(ゴールデンレーサーしょう)は、競艇(ボートレース)において、過去に顕著な成績を収めた競艇選手に与えられる表彰の一つ。

概要

「ゴールデンレーサー賞」の表彰は、下記の基準を満たす選手に対して行われる。

  • BOATRACE振興会会長賞メダルを24個以上授与されている。なお同メダルを授与されるレースは以下の通り。
    • GRANDE5競走(クラシック・オールスター・メモリアル・ダービー・グランプリ)優勝戦出場メダル(5回)
    • グランドチャンピオン・オーシャンカップ・チャレンジカップ優勝戦出場メダル(3回)
    • マスターズチャンピオン優勝戦出場メダル(1回)
    • 周年記念競走優勝戦出場メダル(24回)
  • GRANDE5競走において、決勝3位以内の選手に与えられるプラチナ・金・銀・銅メダルを3個以上授与されている。
  • ゴールデンレーサーとして適切な品格を保ち、他の模範となっている。

ただ、基準となるメダル授与が行われるようになったのが、SGは2014年度、G1は2015年度からのため、事実上はそれ以降にSG/G1競走で活躍した選手が対象となっている。

受賞の記念としては、BOATRACE振興会より「ラペルピン」及び「盾」が贈呈される。

創設当初はレースでの選考順位等に影響を持たず、名誉としての意味合いが強いものだったが、2023年度からは年1~2回程度の頻度で、ゴールデンレーサーのみで争われるドリーム戦が行われ、副賞として1着の選手には金40グラムが贈呈されることになり、実利的なメリットが生じている。一方でそれに合わせ、SG競走の優勝戦でスタート事故を起こした場合などに称号を停止する制度も導入された。

選手一覧

本賞の表彰を受け「ゴールデンレーサー」の称号を得ている選手は以下の通り。(カッコ内は基準達成日)

  • 白井英治(2019年3月21日)
  • 峰竜太(2019年5月26日)
  • 菊地孝平(2019年9月2日)
  • 井口佳典(2019年9月30日)
  • 桐生順平(2019年11月14日)
  • 瓜生正義(2020年3月31日)
  • 毒島誠(2020年10月26日)
  • 平本真之(2021年8月30日)
  • 茅原悠紀(2021年10月14日)
  • 石野貴之(2022年6月10日)
  • 馬場貴也(2022年12月18日)
  • 篠崎元志(2023年3月21日)
  • 吉川元浩(2024年3月20日)

脚注


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