『タイニー・トゥーンズ』(原題:Tiny Toon AdventuresまたはTiny Toons)は、1990年9月14日から1992年12月6日までアメリカ合衆国で放送されていたテレビアニメである。
概要
本作はワーナー・ブラザース・アニメーション初のテレビシリーズとして立ち上がり、スティーヴン・スピルバーグの協力やテリー・セメルの提案を経て子供向けのルーニー・テューンズとしての方向性を打ち出し、現在の形に制作された。
アクメ学園に通うバスター・バニー&バブス・バニーなどルーニー・テューンズのキャラクターの後輩に当たる様々な学生を中心としたギャグ・コメディ物であり、バッグス・バニーといった従来のキャラクターは学園の教員として登場する。話数は1話完結形式と複数の短編形式の2通りがランダムで放送された。
1992年にはプラッキー・ダックのエピソードを再編集した『The Plucky Duck Show』をアメリカで全13回にわたって放送。第1話は本作の第84話「The Return of Batduck」を本作より先行する形で放送が行われた。
制作体制としてワーナーが世界各国のアニメ制作会社にグロス請けする形態を採っており、その中の一社として日本の東京ムービー新社はオープニングや日本国内でのCM(日立製作所や日本生命保険など)の制作も担当した。
日本での展開
日本では『スピルバーグのアニメ タイニー・トゥーン』と題し、1991年4月5日から1994年3月30日までテレビ東京系列および遅れネット局(参照)で放送。テレビ初放送当時は編成上の都合で一部のシーンをカットしていたことがあり、オリジナル版の尺と異なる。
カートゥーン ネットワークでは1998年度からテレビ東京放送分の再放送が行われ、2000年12月11日から2003年7月11日にかけて中断は置かれるが新作放送が行われ、2004年夏頃までリピート放送は続いた。なお、カートゥーン ネットワーク放送分ではノーカットのままで収録された。
キャラクター
アクメ学園の生徒たち
- バスター・バニー(Buster Bunny)
- 声 - チャーリー・アドラー(第3シーズンまで)⇒ジョン・カーサー / 中尾隆聖
- 本作の主人公の水色のウサギの男の子。14歳。イタズラ好きで頭の回転が速い皆のリーダー的存在。たまに調子に乗って失敗することもある。赤いシャツがトレードマーク。敬愛する先生は「バッグス・バニー」。
- バブス・バニー(Barbera Anne "Babs" Bunny)
- 声 - トレス・マクニール / 冨永みーな
- バスターの女友達である、活発なピンクのウサギの女の子。14歳。黄色いシャツがトレードマーク。オーバーリアクションとさまざまな人の真似をするのが得意。
- バスターとファミリーネームが同じだが血縁関係はない。このことを作中の自己紹介で度々ネタにするが「タイニー・トゥーンズのハチャメチャ学園」ではバスターと双子という設定。
- プラッキー・ダック(Plucky Duck)
- 声 - ジョー・アラスカイ、ネイサン・ルーガー(乳幼児になったとき) / 山寺宏一
- 緑色のカモの男の子。14歳。目立ちたがり屋のトラブルメーカーで自他共に認めるわがままな性格なため、騒動を起こすのはほとんどモンタナか彼だったりする。ハムトンとよく一緒におり、彼の気弱さにつけ込んで子分のように扱ったり、傍若無人な振る舞いをするものの、心の底では大切な友達だと思っており、バンシーによって石にされたハムトンを見捨てず抱えて逃げ回ったり、素直に反省して謝ったりもする。
- 自宅を囲んでいる池で泳ぐ事を毎朝の日課にしており、水泳の成績はトップクラス。飛ぶこともできるが本人は「自分で飛ぶのは時代遅れのダサい行為」と嫌っており、作中でも滅多に飛ばない。尊敬する先生は自身と同じく自分勝手で自惚れ屋の「ダフィー・ダック」である。
- ダフィーダックがバッグスに対してそうであったように、バスターを出し抜いたり、罠にはめて目立とうとするが大抵上手くいかない。只先生達程のライバル意識は持っていないようで、日常では友達として接しており、裏切る事もあるがピンチの時には協力し合う。
- 「タイニー・トゥーンズのハチャメチャ学園」では、相変わらずバスターとのフレネミー(悪友)として関係。
- ハムトン・ピッグ(Hamton J. Pig)
- 声 - ドン・メシック / 吉村よう(第1話 - 第36話)⇒菅原淳一(第40話 - 第96話)
- 気が小さいが優しい性格のグルメなブタの男の子。13歳。よく親友のプラッキーの起こす騒動に巻き込まれるがそれでも彼を大切に思っている(ただし、たまにやりすぎると怒ることもある)。憧れの先生は同じ温厚な性格で古株の「ポーキー・ピッグ」。
- シャーリー・ザ・ルーン(Shirley "The Loon" McLoon)
- 声 - ガイル・マティウス / かないみか
- 霊能力があるアヒル(原版ではアビ)の女の子。13歳。しつこく付きまとっているプラッキーをよくぶっ飛ばしている。
- フィフィ(Fifi La Fume)
- 声 - ケイス・スーシー / 麻見順子
- 色っぽい女の子のスカンクで素敵な男性を探している。13歳。担任の先生は「ペペ・ル・ピュー」。
- ディズィー・デビル(Dizzy Devil)
- 声 - モーリス・ラマーシュ / 高宮俊介
- 紫色のモンスター。12歳。頭にプロペラのついた帽子をかぶっている。左目は緑色、右目はピンク色をしている。
- 食いしん坊でパーティ好きだが、彼の来るところはいつもめちゃくちゃになる(当の本人に悪意はない)。担任の先生は「タズマニアン・デビル」だが、基本的にバスターたちとは友達。
- モンタナ・マックス(Montana Max)
- 声 - ダニー・クックセイ / 高乃麗
- ひねくれた人間の男の子。14歳。金の亡者でお坊ちゃまだが、現実を見据えている。バスターを目の敵にしており、いつも彼を陥れる方法を考えている。「ヨセミテ・サム」の生徒。クラスメイトからは「モンティ」と呼ばれている。
- リブート版では、相変わらずバスターとは敵対関係。
- エルマイラ・ダフ(Elmyra Duff)
- 声 - クリー・サマー / 神代知衣
- 純粋だが不器用な人間の女の子。13歳。そのかなりズレた愛し方を皆はいつも恐れていたりする。
- 基になったキャラクターはエルマー・ファッドだが、狩人で間が抜けている彼と違い動物好き。
- ファーボール(Furrball)
- 声 - フランク・ウェルカー / 石野竜三
- 青色の子猫。片耳が欠けておりいつも尻尾に包帯を巻いている。ひもじい野良猫生活を終えてようやく飼い主を見つけたと思ったら、実はエルマイラだったという不幸な猫だが、回によっては懐いていたり、元の野良猫生活を送っていることもある。臆病だが優しい性格。ごく稀に喋る場合がある。
- 先生の「シルベスター・キャット」が不幸体質で間が抜けているため、時々不安を抱くこともある。先生程積極的にスウィーティーは狙わないが、スニーザーはボーイスカウトに潜入する程食べようとする。
- ゴーゴー・ドードー(Gogo Dodo)
- 声 - フランク・ウェルカー / 小形満
- 「幻のドードーを探せ!」に登場するドードーの息子で、変わった性格。17歳。
- カラミティー・コヨーテ(Calamity Coyote)
- 声 - フランク・ウェルカー / 星野充昭
- 登場人物の中では天才だがおっちょこちょいな所がある。10歳。ワイリー・コヨーテの学生だが決して尊敬しているわけではなく、落下する時に彼の雲を奪い、自分の代わりに落ちてもらったこともある。基本的にプラカードを使って意思表示をするが、稀に喋ることがある。またワイリー・コヨーテと違い、宿敵のビーパーに勝ったことがあり、ハッピーエンドになったことがある。
- リトル・ビーパー(Little Beeper)
- 声 - フランク・ウェルカー / 不明
- ロード・ランナーの学生。10歳。ロード・ランナーとは言葉が通じる。カラミティーやファーボール同様基本的に喋れない。
- スウィーティー(Sweetie)
- 声 - キャンディ・ミロ / 水谷優子
- トゥイーティーの学生のメスのカナリア。3歳。体色はピンク。たまに大声で叫ぶことがある。トゥイーティーの生徒なだけにファーボール相手は強いほうだがブックウォームだと立場が逆転し、やられ役になる。
- リブート版ではレギュラーキャラに昇格し、バスター達と行動している。
- スニーザー(Little Sneezer)
- 声 - ケイス・スシー / 林原めぐみ(第1話 - 不明)⇒大谷育江(第55話 - 第96話)
- 頻繁にくしゃみをする幼いネズミの男の子。3歳。くしゃみの破壊力が凄く切れた時の声もそれと同じぐらい。
- ブックウォーム(Bookworm)
- 学校の図書館で司書を務める青虫でスウィーティーに狙われる。ほとんど話さない。同じ体の小さいスニーザーと一緒にいることが多い。
- コンコルド・コンドル(Concord Condor)
- 声 - ロブ・ポールセン / 龍田直樹
- 温厚な性格の薄紫色の小鳥。
- アーノルド・ザ・ピットブル(Arnold the Pitbull)
- 声 - ロブ・ポールセン / 西村知道
- サングラスをかけたマッチョなピットブル犬。
- バイロン・バセット(Byron Basset)
- 声 - フランク・ウェルカー / 不明
- エルマイラのペットのバセット・ハウンド。主人の命令でバスターたちを追跡する。夏休みでは偶然のことでバスターたちと行動し、ピンチの時は助けたことがある。
- メアリー・メロディー(Mary Melody)
- 声 - クリー・サマー、シンディ・マギー / 不明
- アクメ学園のニュースキャスター。スウィーティーの飼い主であるアメリカ黒人の女の子。名前の由来は「メリー・メロディーズ」より。
- ローデリック・ラット(Roderick Rat)
- 声 - チャーリー・アドラー / 二又一成
- ルベラ・ラット(Rhubella Rat)
- 声 - トレス・マクニール / 不明
- マーシャ・ザ・マーシャン(Marcia the Martian)
- 声 - トレス・マクニール / 不明
- マービン・ザ・マーシャンの姪。
- ミスター・ヒッチャー(Mr. Hitcher)
- 悪役。
アクメ学園のスタッフ
第78話までは『ぶっちぎりステージ』の声優が担当しているが(ペペ、タズは不明)、第79話以降は現行吹き替え版キャストが担当したが、一部キャラクターについては現行声優が存在するが、いずれもカメオ出演のみで新録版が存在しない(夏休みを含める)。
先生
- バッグス・バニー
- 声 - ジェフ・バーグマン、グレッグ・バーソン / 富山敬(第1話 - 第75話)
- アクメ学園の教員。口癖は「どうしたもんだろ?(短編では「どったのセンセー?」)」
- ダフィー・ダック
- 声 - ジェフ・バーグマン / 江原正士(第1話 - 第71話)→高木渉(第90話)
- ダフィーを指導する先生。
- ポーキー・ピッグ
- 声 - ボブ・バーゲン、グレッグ・バーソン(クリスマス) / 増岡弘(第2話 - ?)→龍田直樹(第95話)
- ハムトンを指導する先生。
- ペペ・ル・ピュー
- 声 - グレッグ・バーソン / 不明
- シャーリーを指導する先生。
- トゥイーティー
- 声 - ジェフ・バーグマン / 土井美加
- スウィーティーを指導する先生、いつもシルベスターに痛めつけられている。
- エルマー・ファッド
- 声 - ジェフ・バーグマン / 増岡弘(第2話 - 第74話)→長嶋雄一(夏休み)
- エルマイラを指導する先生、元ハンター。
- ヨセミテ・サム
- 声 - ジョー・アラスキー / 永井一郎(第17話 - ?)→郷里大輔(第90話 - 第95話)
- マックスを指導する先生で、害虫退治をやっつける方法を教えている。
- シルベスター・キャット
- 声 - ジョー・アラスキー / 江原正士
- タズマニアン・デビル
- 声 - ジェフ・バーグマン / 大宮悌二(第?話 - 第75話)
- ディジーを指導する先生。
- ワイリー・コヨーテ
- 声 - ジョー・アラスキー / ?
- ロードランナー
- 声 - ポール・ジュリアン
- フォグホーン・レグホーン
- 声 - ジェフ・バーグマン / 玄田哲章
- アクメ学院の教員。
- ピート・ピューマ
- 声 - スタン・フレバーグ、ジョー・アラスキー(「ホットな社会科見学」のみ) / 不明→梅津秀行
- 「グルメなカモかも」ではアクメエイカーズのカントリー・クラブで働いていたが、「ホットな社会科見学」ではアクメ消防署の消防士として学園の生徒たちに火事と安全のことを教えていた。英語版声優は上記の2名だが、日本語版声優でも2名いる。
その他
- グラニー
- 声 - ジューン・フォーレイ / 京田尚子
- アクメ学園の保健室の先生に就任。
- スピーディー・ゴンザレス
- 声 - ジョー・アラスキー / 滝沢ロコ
- ファウルマウス
- 声 - ロブ・ポールセン / 不明、小野塚貴志(夏休み)
- ニワトリの男の子。声があるのはたったの2回で、それ以外はカメオ出演だった。
- バイロン・バセット
- 声 - フランク・ウェルカー
- アクメ・エイカーズに住んでいるワンちゃん。
真夜中の怪での登場人物
出典。
- パンプキン男
- 声 - ジェフ・ベネット / 不明
- ブレイン
- 声 - モーリス・ラマーシュ / 緒方賢一
- ピンキー&ブレインのキャラクター。
- スクラッチ
- 声 - ロン・パールマン / 宝亀克寿
- グレムリン
- 声 - フランク・ウェルカー / 矢尾一樹
- ショーン
- 声 - ジェフ・ベネット / 志村知幸
- ウフーラ
- 声 - クリー・サマー、フランク・ウェルカー(変化した時)/ 和田みちる
- パディ
- 声 - ジム・カミングス / ?
- シャムス
- 声 - ジェフ・ベネット / ?
- ゴッサマー
- 声 - モーリス・ラマーシュ
- ウィッチ・ヘイゼル
- 声 - ジューン・フォーレイ / ?
その他
- 読み上げナレーション
- 声 - 梅津秀行
- 建物の名前や原題のタイトルの読み上げナレーション、第79話から起用された。
- その他の声優 - 堀本等、水内清光、山田義晴、津久井教生、速水圭、伊東みやこ、山崎たくみ、有島モユ(ジェネビーブ)、内藤玲、佐藤ユリ(ダイアナ妃)、熊谷正行、流司裕(アナウンサー)、赤城進、長津慧、天野エリカほか
用語
スタッフ
- 製作総指揮 - スティーヴン・スピルバーグ
- プロデューサー - トム・ルーガー、シェリー・ストナー
- 脚本家 - ポール・ディニ
- コンテ - ブルース・ティム
- 作画監督 - 大森貴弘他
- 制作協力 - 東京ムービー新社、 ワン・フィルム・プロダクション(カッコウ・ネスト・スタジオ)、 AKOM、 ケネディ・カートゥーン、 FANZ、 アンコール・カートゥーン、 フィル・カートゥーン、 スタートゥーン、 ルクフィルム
- アニメーション制作 - ワーナー・ブラザース・アニメーション、アンブリン・エンターテインメント
- 製作 - ワーナー・ブラザース・テレビジョン
日本語吹き替え版スタッフ
いずれも情報が不足している。特に第1話 - 第78話では『ぶっちぎりステージ』をベースに製作されているため、キャラクターの性格と台詞が異なる。翻訳者は複数いる可能性がある。
TX放送分
- 翻訳 - 不明
- 演出 - 木村絵理子
- プロデューサー - ?
- 制作担当 - 白石剛、岩渕昇
- 日本語版製作 - テレビ東京、旭通信社、東北新社
- 協力 - ワーナー・ブラザース(他1社)
CN放送分
- 翻訳 - 矢田恵子
- 演出 - 加藤敏
- プロデューサー - 伊藤文子
- 制作担当 - 小野寺徹、高橋澄
- 日本語版制作 - カートゥーン・ネットワーク、東北新社
放送リスト
日本語版タイトルは、第1話~第78話までエピソードタイトルの画面に表示されている、第79話以降は梅津が読み上げた。
放送局(日本)
テレビ東京系列以外の放送時間は、カートゥーン ネットワークと個別に出典が提示されているものを除き、1991年10月時点のものとする。
OVA
『タイニー・トゥーンズの夏休み(How I Spent My Vacation)』
1992年3月11日にアメリカでビデオとして発売。元々は劇場公開を見越して制作が進められていたが、諸事情で映像ソフトとしての披露に変更された。
アニメーションは東京ムービー新社が担当。
日本では1999年8月22日にカートゥーン ネットワークでテレビ放送が行われたが、ソフト化はされていない。
授業が終わる時間に、タイニー・トゥーンの仲間たちが学校で夏休みの気分を味わい、怖い目に合うといった内容だった。
主題歌
- オープニング「Tiny Toons Around The World」
- 歌 - タイニー・トゥーンのなかまたち
- 英語版 - チャーリー・アドラー(バスター)、トレス・マクニール(バブス)、ジョー・アラスカイ(プラッキー)、 ドン・メシック(ハムトン) ダニー・クックセイ(モンタナ)、クリー・サマー(エルマイラ)、 モーリス・ラマーシュ(ディズィー)、フランク・ウェルカー(ファーボール)、 ケイス・スーシー(フィフィ)、 キャンディ・ミロ(スウィーティー)
- 日本語版 - 中尾隆聖(バスター)、冨永みーな(バブス)、山寺宏一(プラッキー)、吉村よう→菅原淳一(ハムトン)、高乃麗(モンタナ)、神代知衣(エルマイラ)、高宮俊介(ディズィー)、石野竜三(ファーボール)、麻見順子(フィフィ)、水谷優子(スウィーティー)
- 第51話までは歌の最後に「スピルバーグのアニメ タイニー・トゥーン」と飛び出していく演出がある。1992年度は「ぼく、ハムトン」のみ吉村から菅原に差し替えられるが、歌はそのままである(スペシャル版では菅原が歌っている)。
- エンディング「Tiny Toons Around The World(インストゥメンタル)」
- 日本語版では第51話までエンドトークが流れており、曲の最後にはタイニー・トゥーンのなかまたちが1人ずつ「ギャグ」か「一発芸」もしくは「おやすみバブス、おやすみバスター(『13のとき』より)」か「アローハー」をして終わった。
このほか、CMアイキャッチ「コマーシャル!」もあったが、テレビ東京放送時の次回予告も存在したことがある。カートゥーン ネットワーク放送分のエピソードでは、楽曲の演奏部分を一部繰り返して日本語版キャスト・スタッフ(メインキャスト→無名キャスト→日本語版スタッフ)を表記している。CNで全話放送する際、テレビ東京放送分をオリジナルのまま尊重して放送された。
新作
2020年10月28日に30周年記念として『タイニー・トゥーンズのハチャメチャ学園』(原題:Tiny Toons Looniversity)の制作が発表された。リブート版はカートゥーン ネットワークとMaxにて2023年秋より放送。
日本では2024年4月1日にカートゥーン ネットワークにて先行初放送された。
関連ゲーム
全てコナミが発売。
- アクションゲーム
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ(1991年12月20日発売 / 対応機種 - ファミリーコンピュータ)
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ(1992年2月1日発売 / 対応機種 - ゲームボーイ)
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ(1992年12月18日発売 / 対応機種 - スーパーファミコン)- 内容はファミリーコンピュータ版と異なる。
- Tiny Toon Adventures: Buster's Hidden Treasure(1993年3月 / 対応機種 - SEGA Genesis)- 日本未発売、韓国版は日本版メガドライブで再生可能。
- ミニゲーム集
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ 2 モンタナランドへようこそ(1992年11月27日発売 / 対応機種 - ファミリーコンピュータ)
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ 2 〜バスター・バニーのかっとびだいぼうけん〜(1993年12月22日発売 / 対応機種 - ゲームボーイ)
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ ドタバタ大運動会(1994年9月30日発売 / 対応機種 - スーパーファミコン)
- Tiny Toon Adventures: ACME All-Stars(1994年10月 / 対応機種 - SEGA Genesis)- 日本未発売、韓国版は日本版メガドライブで再生可能。
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ 3 〜ドキドキスポーツフェスティバル〜(1994年11月25日発売 / 対応機種 - ゲームボーイ)
関連商品
- 『タイニートゥーン アドベンチャーズ』キャラクターグッズ
- 日本での放送開始前、1990年にワーナー・クラブファン「CLUB W'S」で買えるようになった。
- タイニートゥーン アドベンチャーズ 公式ガイドブック
- スーパーファミコンソフトの攻略本で、1993年に小学館がら出版された(ISBN 978-4091024206)。レーベルはワンダーライフスペシャル、著者・編集は渡部功一が担当した。
- バイリンガル絵本シリーズ
絵:木村光雄、文:本圧美里(#2)、案:三谷幸広、構成:伊丹洋一、レイアウト:DOMDOM、編集:山吉章子、編集・発行者:相賀徹夫、発行所:小学館
- 小学館シール知育絵本 "バスターバニーとあそぼう"
- 1991年8月に小学館から発行、年齢対象は3歳から6歳まで。(ISBN 4097460153、ISBN 978-4097460152)
- タイニー・トゥーンのかたちあそび
- 1992年12月に小学館から発売(ISBN 978-4097350026)
- タイニー・トゥーンのすうじあそび
- 1992年12月に小学館から発売(ISBN 978-4097350019)
- タイニー・トゥーンバスターのえいごABC
- 1992年に小学館から発売(ISBN 978-4097460299)
- タイニー・トゥーンのはんたいことば
- 1992年に小学館から発売(ISBN 978-4097350033)
CD
- タイニー・トゥーン・アドベンチャーズ - タイニー・トゥーンズ・シング!
- 発売日:1992年6月25日、規格品番:WPCP-4900、販売元:ダブリューイーエー・ジャパン(現:ワーナーミュージック・ジャパン)
- アメリカではカセットテープ版も存在する。
映像ソフト化
アメリカ合衆国では1990年代にVHSが発売され、2008年7月からDVDが発売されている。タイニー・トゥーンズの夏休み(Tiny Toons: How I Spent My Vacation)については2012年8月21日にDVDで発売されたが、それ以外のスペシャル・エピソードはDVD化されなかった。2024年現在、ブルーレイ化はされていない。日本ではいずれも未発売。
VHS
LD
タイニー・トゥーンズの夏休み(Tiny Toons: How I Spent My Vacation)のみ発売、他のスペシャルエピソード、および通常エピソードは未収録。
DVD
ストリーミング配信
アメリカ合衆国では2018年から2023年1月4日までHuluで配信されていたが、Maxでは配信されていない。ラテンアメリカでは2022年からHBO Maxで配信されている。日本では未配信。
タイアップ
- 日立製作所(日立ライティング)「あかり自慢」「あかるい輪ハイ」
関連項目
- ルーニー・テューンズ
- アニマニアックス
参考文献
- 放送資料
- 朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞、読売新聞の縮刷版(テレビ東京およびBSジャパン放送分)
- アニメージュ、アニメディア(テレビ東京放送分および、カートゥーン ネットワーク放送分)
- 角川書店が発行している電撃アニメーションマガジン、電撃B-Magazineなど(カートゥーン ネットワーク放送時期を探索可能、1997年 - 2001年5月)
- 日本国内の各地方の図書館に所蔵されているケーブルテレビ雑誌(J:COM、JCNなど(大阪の場合、HYOTANなどがある))
- スカイパーフェクTV!ガイド(月刊スカイパーフェクTV!、スカパー2!ガイドも含む)もしくは月刊ディレクTV
- キャスト資料
- 声優辞典 初版および第二版(キネマ旬報社、初版は1994年、第二版は1996年発行)
脚注
注釈
出典
外部リンク
- Tiny Toon Adventures - About the Show | Amblin(英語)
- Tiny Toon Adventures: How I Spent My Vacation - About the Show | Amblin(英語)
- Tiny Toon Night Ghoulery - About the Show | Amblin(英語)
- Tainitoun'adobenchazu (TV Series 1990–1995) - IMDb(英語)
- 日本語吹き替え版のエピソード一覧



